パートナーと交際をするなかで、ペアリングが欲しいと考える人は多いでしょう。
ただ、ペアリングを着けるのはどの指がふさわしいのか悩んでいませんか？

ペアリングの代表と言えば結婚指輪ということもあり、左手薬指に着けるものと考えている人はいます。しかし、結婚する前に左手薬指に着けるのはよいものか迷う人もいるでしょう。

そこで今回は、カップルがペアリングをする場合どの指に着けるのか、着ける指によって異なる意味について解説します。

カップルはペアリングをどの指に着ける？結婚指輪との違いは？

ペアリングを購入したカップルのなかには、どの指に着けるべきか迷ってしまう人も多くいます。

本当に結婚するまでは左手薬指以外に着けたいという人もいるでしょう。とはいえ、ペアリングも特別な指輪なので、せっかくならファッションリングとは違う意識で着けたいものですよね。

ここでは、ペアリングを着ける指に決まりはあるのか、そもそも結婚指輪を着ける意味について解説します。

ペアリングを着ける指は自由！

結論から言うとペアリングはどの指に着けても構いませんが、右手の薬指に着ける人が多い傾向にあります。その理由は、結婚指輪は左手薬指にすることから「ペアリングはその対となる右手薬指にするもの」と考えられているからです。

しかし、右手薬指というのも多くの人のイメージでしかなく、決まりというわけではありません。また、パートナーと同じ指に着けなければならないというルールもないので、好きな指に好きなリングをつけるとよいでしょう。

そもそも結婚指輪はなぜ「左手薬指」なのか

結婚指輪は「古代エジプト」が由来とされており、永遠に途切れることのない愛と、結婚をした証を指輪として贈り合ったのが始まりです。

結婚をあらわす象形文字が円で描かれたことや、「左手薬指の血管は心臓に直結している」という言い伝えがもととなって左手の薬指にはめるようになりました。

また、別の由来として古代ギリシャの習慣に倣っているとも言われています。古代ギリシャでは、「心臓は感情を司る臓器」とつながる左手の薬指に、愛の証である結婚指輪をはめれば「パートナーの心を強く掴む」と信じられていたのです。

このように、さまざまな古代の習わしから「結婚指輪＝左手薬指」の習慣が生まれました。

ペアリングは着ける指によって意味が違う！

ペアリングをどの指に着けるかは自由ですが、着ける指によって違う意味を持ちます。また、左右の指でも異なるため、自分の置かれている状況で決めてみるとよいでしょう。

2人とも同じ指にしなければいけないという決まりもないので、その日の気分やチャンスをつかみたいときなどで着ける指を変えてみるのもおすすめです。ここでは、それぞれの指の意味を解説します。

親指の意味：信念

親指に着けるリングは「サムリング」と呼ばれます。

右手に着ける場合はリーダーシップの発揮や勇気を持つといった意味があり、周囲をまとめ上げ導けるようになりたい人や新しいことに挑戦する強い心を持ちたい人におすすめです。

左手の場合は信念を貫き、試練を乗り越えたいときに背中を押してくれる効果があるとされています。仕事で大きな目標を達成したい人や、遠距離恋愛中でも愛を貫きたい人は左手親指にペアリングを着けるとよいでしょう。

人差し指の意味：集中力や行動力

人差し指に着けるリングは「インデックスリング」と呼ばれます。

右手に着けると集中力や行動力を高め、強い意志を持つとされており、うつむき気味な気分になっているときにおすすめです。

また、左手の場合は積極性を高める効果が期待できます。新しいことに挑戦したいけどなかなか1歩を踏み出せない人や、普段は内気で自分からはデートに誘えないといった人は左手人差し指に着けてみてください。

中指の意味：直観力

中指に着けるリングは「ミドルフィンガーリング」と呼ばれます。

右手に着けた場合は行動力と直観力をアップし、邪気を払うと言われており、失敗できない仕事のときやよい人間関係を構築したいときに着けるとよいでしょう。より高い目標を目指している人にも最適です。

左手は協調性やひらめく力を向上させる効果が期待できます。今の環境になじみたい人や、喧嘩続きで仲直りのための方法を探している人におすすめです。

薬指の意味：愛情

薬指に着けるリングは「アニバーサリーリング」と呼ばれています。

右手に着けると心を穏やかにしながら想像力を高めてくれるので、人前で緊張しやすい人やクリエイティブな仕事をしている人におすすめです。また、カップルのペアリングの定番でもあり、安心感のある関係を築きたいなら右手薬指が最適でしょう。

左手の場合は結婚指輪を着ける指としても広く知られており、パートナーとの愛情や絆を深める効果があります。

小指の意味：チャンス

小指に着けるリングは「ピンキーリング」と呼ばれています。

右手の場合は魅力を高め、好感度アップが狙えるでしょう。パートナーへの思いやりを深めたい人や、初対面の人に会うときにスムーズな人間関係を築きたい人におすすめです。

左手に着けると恋やチャンスを引き寄せ、活発になれると言われています。パートナーと過ごす日々に変化を求めているときや、新しいことを始めたいときに着けてみてはいかがでしょうか。

どこに着けるか迷ったら？ペアリングのデザインで指を選ぶのもアリ

それぞれの指に意味があり、どこに着けるか考えるのも楽しいものです。ただ、意味があると分かっても着ける指をなかなか決められない人もいるでしょう。

そんな場合は、ペアリングのデザインでどこに着けるかを決めるのもひとつの方法です。ここではデザインごとにどの指に着けるとよいかを解説します。

装飾が特徴的なリング

装飾のあるリングなら薬指がおすすめです。

具体的には、ウェーブラインやVライン、スターダスト加工などの表面が加工された指輪が当てはまります。左手の薬指なら結婚指輪をつける指でもあるので、エレガントな印象がマッチするでしょう。

宝石が付いているものなら、右手薬指がその意味がもっとも反映されるとされているのでおすすめです。

心を落ち着けたい人や自信を持ちたい人は右手、愛情や幸せを引き寄せたい人は左手に着けてみてください。

幅が細めで華奢なリング

シンプルで華奢な印象のリングなら、薬指や小指に着けるのがもっとも適しています。指のなかでも細めなためバランスもよく、繊細な印象が引き立つでしょう。

デザインの違うリングとの相性もよいことが多いため、複数リングの重ね付けも楽しめます。とくに、女性の小指に着けたリングは愛らしさも感じさせてくれるのでデートの際におすすめです。

また、薬指は愛情や絆を深める効果があるため、パートナーにお互いの未来を考えてもらうきっかけになるかもしれませんよ。

ボリュームがある太めのリング

ボリュームがある幅が太めのリングなら、中指や親指がおすすめです。存在感があるので、指のなかでもっとも長さのある中指と太さのある親指との相性はバッチリでしょう。

とくに親指はリーダーシップの発揮や目標達成の意味もあるので、仕事での効果を期待できます。また、クールな印象の手元を演出できるため、落ち着いた大人の魅力を引き立たせてくれること間違いありません。

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ペアリングを着ける指と、それぞれの指に着けたときの意味を解説しました。指ごとに魅力的な意味があるので、自分の信念や願いを叶えられる指に着けるとペアリングがより特別なものになるでしょう。

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