指輪のオリジナル製作にデメリットはある?後悔したパターンも解説
指輪をオリジナル製作したいと思ったら、失敗しない方法が知りたいですよね。
この記事では指輪をオリジナル製作する際のデメリットや注意点についてまとめました。ペアリングのオリジナル製作を検討しているカップルや、オリジナル製作の指輪をパートナーにプレゼントしたい人はぜひ参考にしてください。
指輪の「オリジナル製作」とは?種類と費用、納期を解説
そもそも指輪の「オリジナル製作」とは何なのでしょうか。オリジナル製作の意味は2つです。
- 職人が製作するフルオーダーの指輪
- 購入者本人が製作する手作りの指輪
フルオーダーとは読んで字のごとく職人に全てお任せ(発注)し製作してもらう方法です。職人と購入者が打ち合わせしてデザインを決定し、試作リングを作成。OKなら本リングの製作に入り、納品、という流れです。
フルオーダーの一般的な納期は2~3ヶ月程度ですが、なかなかデザインが決まらなかったり、途中でやり直ししたりすると3ヶ月~半年程度かかる場合もあります。なお、フルオーダーの婚約指輪・結婚指輪(ペア)の費用相場は30万円前後と言われています。
(参考:みんなのウエディング「婚約指輪のオーダーメイド相場は?オーダーするメリットや人気ブランドを徹底解説!」+renri「結婚指輪をオーダーメイドするといくら |値段決定のポイントと 額になる理由」)
一方、購入者本人が製作する手作りの指輪は、職人の指導のもと自ら金属をカットしたり溶接したりして指輪の形に成型する方法です。そもそも手作り指輪のコースを提供しているショップ自体が少ない傾向にありますが、ショップによっては婚約指輪・結婚指輪以外も手作りできる場合があります。
手作り指輪は作る指輪の種類やショップによって料金が大きく変動するため、費用相場が算出しづらい傾向があります。詳しくは気になるショップに問い合わせてみましょう。
指輪をオリジナル製作するなら「鍛造製法」がおすすめ
指輪の作り方には2種類あります。
金属の塊を加熱しながら叩いたり、伸ばしたりして成型する「鍛造(たんぞう)製法」と、高熱で溶かした金属を型に流し込んで固めて造形する「鋳造(ちゅうぞう)製法」です。どちらの製法にもメリット・デメリットがあり、費用面だけで見ると鋳造製法の方が安価ですが、長く着用するなら強度の高い鍛造製法がおすすめです。
鍛造製法で作られた指輪について、詳しくはこちらの記事に書かれていますので宜しければご覧ください。
オリジナル製作の指輪のメリット3つ
指輪をオリジナル製作するメリットについてまとめました。フルオーダーにせよ手作りにせよ、共通の魅力があります。
他にはないオリジナルの指輪になる
自ら手を動かして製作する場合も、イチからデザインを決めるフルオーダーの場合も、唯一無二の指輪に仕上がります。一部をカスタマイズするセミオーダー品でもある程度のオリジナル感を得られますが、より費用や納期がかかるフルオーダーの方が納得度が高いでしょう。
また、手作りの場合はショップに赴いて説明を受け、職人の指導のもと製作します。フルオーダーとはまた違う作業感を経験でき、思い入れのある指輪に仕上がるでしょう。
製作の過程も楽しめる
フルオーダーの一般的な納期は約2~3ヶ月です。職人と打ち合わせを重ね、既製品やセミオーダー品が完成するよりも長く、心待ちにできるメリットがあります。指輪を手作りする場合は、製作工程そのものも楽しめます。
多くの人にとって、指輪製作は一生に一度あるかないかの機会。「意外と難しいね」「この工程は簡単だね」など感想を言い合うのも楽しいです。製作過程をフォトやムービーに残しておけば、体験後も何度も楽しめます。
ラグジュアリーな空間で製作に没頭できる
ショップによっては、貸し切りの空間で職人を一人占めしながら指輪の手作り体験が可能です。他のカップルの方やお客様の目を気にせず指輪作りに没頭できるメリットがあります。特別な空間で作る特別な指輪が2人の絆をより深めてくれるでしょう。
オリジナル製作の指輪のデメリット3つ
オリジナル製作の指輪のデメリットについてまとめました。急ぎ指輪が欲しい人や、優柔不断な人には不向きです。
フルオーダーだと費用・納期がかかる
フルオーダーで指輪を作りたいと思ったら、早めにショップに相談する必要があります。フルオーダーの納期は早くても2ヶ月程度。プロポーズや結婚式直前に駆け込んでも、フルオーダーで指輪を製作したいという希望は叶いません。
また、フルオーダーの指輪は費用相場が既製品やセミオーダーのそれよりも高くなりがちです。予算に余裕のある人であれば別ですが、どうしても指輪をオリジナル製作したいと思ったらフルオーダーよりは相対的に安い手作り指輪を検討してみると良いでしょう。
明確なイメージが必要
フルオーダーの結婚指輪は、なかなか決められない人にとってハードルが高いです。フルオーダーの場合、素材からリング幅、宝石の種類まですべて相談しながら決めなくてはなりません。自身の内に秘めた希望のデザインを職人に伝え、具現化する必要があります。
もちろん職人はお客様の理想のデザインを導き出せるようサポートしますが、意見がころころ変わったり、曖昧な返答だったりすると困りもの。フルオーダーで指輪を製作したいと思ったら、あらかじめお気に入りのショップやデザインをまとめておくと良いでしょう。
職人のスキルにより仕上がりに差が出る
既製品であれば店頭で見たデザインの指輪をそのまま購入できますし、セミオーダーであれば一部のカスタマイズのみなのでイメージしやすいです。しかし、フルオーダーは試作リングの段階や納品後に「イメージと違う」となる場合もあります。刻印の彫りの深さや全体的なクオリティの高さは職人のスキルによる部分が大きいからです。
手作り指輪の場合も、職人がサポートしてくれるため品質にそこまで差は出ないでしょうが、職人との相性または職人の指導力によって、製作中の楽しさが違ってくるでしょう。
指輪をオリジナル製作して後悔したパターン2つ
指輪をオリジナル製作して、残念ながら失敗した・後悔した人の経験談を紹介します。
“結婚指輪のフルオーダーについて。
婚約指輪を買ったお店で、結婚指輪をフルオーダーすることになりました。
しかしなかなか希望のデザインがうまく伝わらず困っています。(中略)CADやシルバーサンプルを作るのにもお金がかかってきますし、本当に困っています。”
引用元:Yahoo!知恵袋
フルオーダーの結婚指輪は、職人のスキルや職人との相性によって仕上がり・納期に差が出てしまう場合があります。希望がなかなか伝わらないと、何度もサンプルを作り直すことになり、費用が発生してしまうかもしれません。
“せっかくのフルオーダー、もっともっとこだわれば良かったなぁ…
品物はもう出来上がってしまうので今から修正などはできないと思うのですが、完成品を見たあと、やっぱりイメージと違ったと修正をお願いすることはできるのでしょうか?(もちろん別料金は私が払います。)
また、できたとしてせっかく買っていただいた指輪を、少しとはいえデザインを修正してもらうことは彼氏には失礼でしょうか…”
引用元:Yahoo!知恵袋
フルオーダーだからこそ、こだわろうと思えばどこまでもこだわれます。人によってはそれがデメリットに働くことも。作り終わってから「やっぱりこうすれば良かった」とならないよう、フルオーダーではその時々で最善の判断を下すことが大切です。
指輪のオリジナル製作は手作り指輪工房・icci代官山で
icci代官山は代官山のおしゃれな街並みの中に佇む隠れ家的な指輪工房です。
AbemaTVの人気番組『私たち結婚しました』でも紹介された手作り指輪体験のコースが人気ですが、オーダーメイドによる製作も可能。理想の指輪をお客様と一緒に作り上げます。
ご予約やお問合せは店舗TEL(050 -3628 -0111)または HP・LINEにてお気軽にご連絡ください。
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