結婚指輪の槌目加工とは一体どのような加工なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

「槌目」加工の槌目の読み方は「つちめ」です。槌目用のハンマーを使用した加工方法のことですが、最近、槌目模様の人気が高まりつつあります。

当記事では槌目加工の意味や特徴、ほかにも人気の理由と槌目加工を後悔するポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

結婚指輪の「槌目」加工とは?

結婚指輪の槌目加工の意味は「ハンマーで打ちつけた跡をつけて仕上げる」加工方法ですが、機械でカットしたロウで指輪の型を使用した「槌目風」に見せるタイプの加工方法もあります。

店舗によって職人が作る「槌目」とロウ型を使用した「槌目風」の加工方法に分かれている場合がありますので、槌目加工を選ぶ際には、確認しておきましょう。

槌目模様の作り方

手打ちによる槌目模様の作り方は、槌目用のハンマーで何度も打ち込みながら指輪の表面に模様を施していきます。

日本伝統の鍛造製法と呼ばれる手法です。打ち方に強弱をつけたり、ハンマーの種類を変えたりすることで模様に変化をつけていきます。

そのため、似たデザインは作れても完璧に同じ槌目模様はできないので、オリジナルの槌目模様の指輪になるでしょう。

槌目加工の特徴と魅力

槌目加工は、ハンマーで作る凹凸のある表面のデザインが特徴的で、アンティークな雰囲気を感じられます。

表面の凹凸が光を反射し、宝石とは異なる輝きで、キラキラしているのに柔らかい輝きが存在感を放ち、飽きにくいデザインとして人気があります。

手作りの魅力も感じやすく、一つとして同じデザインが作れない槌目加工はオリジナル性も魅力です。

結婚指輪に槌目加工が人気の2つの理由

結婚指輪に槌目加工を施すのが人気の理由は以下の2つが挙げられます。

• 傷が目立たない
• 自分だけの指輪に仕上がる

結婚指輪は一生つけ続ける前提で購入するため、紹介する人気の理由の2つは永くつけるために大切なポイントと言えるでしょう。

それでは、詳しく説明していきます。

傷が目立たない

槌目模様の指輪は小さな傷であれば、目立ちにくいデザインです。指輪の表面が槌目模様の凹凸でデザインされているため、傷がついてしまっても分かりにくく、普段の生活でもつけやすいのが人気の一つです。

また、槌目模様の結婚指輪は長年使うほど槌目に味が出てくるのも人気の理由と言えるでしょう。

毎日つける結婚指輪は、どうしても日常の中で多少の傷が刻まれてしまいます。手入れに時間がとれない方は傷のつきにくい、目立ちにくいデザインがおすすめです。

自分だけの指輪に仕上がる

槌目模様のデザインは、唯一無二の指輪に仕上げることができます。ロウ型ではなく、手打ちによる槌目模様は似ている模様は作れても同一の作品はできないため、完璧なオリジナルの作品となるでしょう。

手作り感や希少感も感じられるのが人気の一つと言えます。職人が作る槌目模様も素敵ですが、最近は結婚指輪を2人で手作りできる店舗も人気が集まっており、2人で槌目模様をつけられる店舗もありますので、手作りの槌目模様に挑戦したい方は問い合わせてみましょう。

槌目加工の結婚指輪で後悔するかも?不安になるポイント

槌目模様の加工を結婚指輪に施すと将来的に後悔してしまわないかと疑問に思う方も少なくありません。ここでは、どのような後悔が予想されるのかお伝えしていきます。

槌目加工で不安になるポイントは以下の3つが考えられます。

• 自分達で作ると難しいかもしれない
• 年齢を重ねると似合わなくなるかもしれない
• サイズ直しができないかもしれない

槌目加工の指輪を将来的につけ続けられるのかが不安になってしまうポイントです。大切な結婚指輪に施す加工で後悔はしたくありません。一つずつポイントを見ていきましょう。

自分達で作ると難しいかもしれない

結婚指輪の加工を槌目模様で決めている方は、自分たちで手作り結婚指輪を考えている方も少なくありません。とはいえ、槌目模様に失敗してしまうのではないかと不安に感じる方も多いでしょう。

槌目模様の手作りを考えている方は、サポート体制のある工房や店舗で手作りがおすすめです。しっかりとサポートしてくれる職人さんがいれば、安心して槌目模様の作成に取り組めます。疑問点もその場ですぐに質問できるため安心できるでしょう。

年齢を重ねると似合わなくなるかもしれない

槌目模様の結婚指輪の「カジュアル感」が年を重ねると似合わなくなるのではないかと不安に思う方も少なくないでしょう。確かに槌目模様はカジュアルさが出せますが、同時にアンティーク感もあり、意外と槌目模様は年配になっても違和感なく似合います。

とはいえ、その人の普段の服装や雰囲気によっては、槌目模様が合わないと感じてしまう場合もあるため、心配な方は年上の知り合いに試着してもらうなどして決めてもいいかもしれません。

サイズ直しができないかもしれない

槌目模様を指輪の表面全体に加工している場合、将来サイズ直しの際に継ぎ目が途切れてしまうのではないかと不安になってしまう方もいます。

確かに槌目模様の継ぎ目はサイズ直しで途切れてしまいますが、プロの職人が模様の継ぎ目を上手に直してくれるのでサイズ直しは可能です。

購入する店舗でアフターフォローの内容と槌目模様のサイズ直しの可否を確認しておくと安心できるでしょう。

槌目模様に別の加工をプラスしてさらに魅力的な指輪に!

槌目模様の指輪はそれだけでも素敵な仕上がりで人気ですが、槌目模様に別の加工をプラスするとさらに魅力的な指輪ができます。具体的な加工方法は以下の4つです。

• つや消し加工でマットな仕上がりに
• ダイヤモンドや誕生石をポイントに
• 一部分だけを槌目加工に
• 指輪の側面だけに槌目加工に

オリジナル性が高い槌目模様ですが、他の加工を施すことでより希少性が高まります。加工をプラスして飽きにくいデザインに仕上げることも可能です。

つや消し加工でマットな仕上がりに

結婚指輪の表面に施す加工で「鏡面仕上げ」「つや消し」などを購入時や作成時に選択できます。

鏡面仕上げの場合、指輪の表面を輝かせる特徴があり、つや消し加工は表面の輝きをおさえたマットな表面に仕上がるのが特徴です。

指輪のキラキラ感に違和感を覚えてしまう方におすすめなのがつや消し加工ですが、槌目模様にもつや消し加工を施すと素敵な仕上がりになるでしょう。

ダイヤモンドや誕生石をポイントに

槌目模様の指輪はシンプルすぎると感じる方にダイヤモンドや誕生石などのストーンを装飾すると華やかさが増します。

その場合、槌目模様も大きなデザインにすると派手になりすぎません。ワンポイントとして宝石を入れるとまた違った魅力を感じられるでしょう。宝石は表面だけでなく、内側に刻印と一緒に埋め込むことも可能です。

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一部分だけを槌目加工に

槌目模様は指輪全体に入れているものが多く見られますが、もちろん全体ではなく一部のみ槌目模様の加工を施すこともできます。

指輪のアクセントに少しだけ入れたい場合は、店舗に相談しながら、どの程度の範囲で槌目模様を入れていくのか決めましょう。槌目模様を入れるか迷われている方におすすめの方法です。

指輪の側面だけに槌目加工に

槌目模様の加工は表面だけにとどまらず、側面にも加工ができます。鏡面仕上げと槌目模様の組み合わせでメリハリのある指輪が仕上がるでしょう。

指輪の側面だけ槌目加工をプラスすると周りにも珍しい印象を与え、個性を出せます。周りとはちょっと違う指輪のデザインを考えている方におすすめです。

結婚指輪の槌目模様をicci代官山のプロ職人とデザインしてみませんか

icci代官山では、結婚指輪を2人で手作りできます。デザインを決める段階からプロの職人がサポートしますので安心して作成に取り組めます。

槌目模様も職人のサポートのなかで、加工できますので分からないことや疑問点もその場で解決できるのもメリットです。

大切な結婚指輪の手作りを考えているなら、ぜひこの機会にicci代官山をご検討いただけますと幸いです。

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