結婚指輪の素材おすすめ7選を徹底比較！プラチナやゴールドなど選ぶときのポイントを解説

公開日：2025年8月27日 更新日：2025年9月9日

「結婚指輪の素材」と聞くと、プラチナやゴールドをイメージする方が多いでしょう。しかし、結婚指輪の素材は2種類だけでなく、金属アレルギーの心配が少ないチタン、色味が美しいジルコニウムなどさまざまです。

そこで当記事では、結婚指輪のおすすめ素材を7つ紹介します。素材選びのポイントも解説するので、参考にしてみてください。

結婚指輪の素材人気ランキング

結婚指輪の素材は多岐にわたりますが、中でもplatino,,oro,,コンビの3つが特に高い人気を誇っています。

ゼクシィの結婚トレンド調査によると、プラチナを選んだカップルが84.4%と圧倒的な割合を占めており、その安定した人気が伺えます。

platinoは白く輝く上品な美しさが特徴で、花嫁の手元をより一層引き立てることから、多くのカップルに選ばれ続けているのです。 次に人気が高いのはゴールドで、8.3%のカップルが選んでいます。

oroは、純金に他の金属を混ぜることで、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドといった多彩な色味に変化させられる点が魅力です。特にピンクゴールドは肌なじみが良く、可愛らしい印象を与えるため、女性から支持されています。

さらに、4.5%のカップルが選んだ「コンビ」は、異なる2種類の素材を組み合わせた結婚指輪を指します。プラチナとゴールドの組み合わせが特に人気で、異なる素材のコントラストが個性的でおしゃれな印象を与えます。

例えば、プラチナの落ち着いた輝きと、イエローゴールドの華やかさを両方楽しむことができ、より個性を表現したいカップルに選ばれています。このように、結婚指輪の素材は単一の金属だけでなく、複数の素材を組み合わせることで、より多様なデザインや色味のバリエーションを楽しむことが可能です。

結婚指輪のおすすめ素材7選

結婚指輪のおすすめ素材を7つ紹介します。カラーバリエーションが豊富、金属アレルギーの心配が少ないなど、魅力ある素材の違いを選んでみてください。

プラチナ | 不動の人気素材

platinoは、その明るく白い輝きから、結婚指輪の素材として非常に高い人気を誇っています。純粋なプラチナは、実は比較的柔らかく傷つきやすいため、結婚指輪には一般的に他の金属を数パーセント混ぜて強度を高めた合金が使用されます。

この合金を「割金（わりがね）」と呼び、主にパラジウムやルテニウムなどが用いられます。 代表的なプラチナの純度には「Pt900」と「Pt950」があります。Pt900はプラチナが90%、割金が10%含まれていることを意味し、Pt950はプラチナが95%、割金が5%含まれていることを示します。Pt900は割金の割合が多いためPt950よりも硬度が高く、傷つきにくいというメリットがあります。また、国内では結婚指輪に多く使用されている純度の一つであり、サイズ直しや修理がしやすい傾向にあります。

一方、Pt950はプラチナの純度が高く、国際的なプラチナジュエリーの基準を満たしているため、貴金属としての価値が高いとされています。割金の配合率が少ない分、金属アレルギーのリスクを低減できるという利点もあります。プラチナ自体は金属アレルギーを起こしにくい素材ですが、割金に用いられる金属によってはアレルギー反応を引き起こす可能性があります。金属アレルギーが心配な場合は、Pt950以上の高純度のプラチナや、割金の種類を開示しているブランドを選ぶことが推奨されます。

プラチナは希少性が高く高価な素材ですが、その美しく輝く白い色合いは、花嫁の手元を華やかに演出し、ダイヤモンドの輝きを一層引き立てます。また、酸やアルカリ、汗や皮脂、洗剤などにも強く、変色や変形がしにくい特性を持つため、日常生活で常に身につける結婚指輪に非常に適しています。長期間使用しても美しい輝きを保ち続けることから、「永遠に純白の輝きを放つ」とされ、結婚指輪にぴったりの素材といえるでしょう。

ゴールド | 欧米では定番の素材

ゴールドは、純金に他の金属を配合することで、K18YG（イエローゴールド）、ピンクゴールド、ホワイトゴールドといった多様なカラーバリエーションが楽しめます。

特にK18YGは、純金に銀と銅を混ぜた合金で、華やかでありながら肌なじみが良い点が特徴です。日本人の肌の色にも合うため、年齢を問わず多くの方に選ばれています。 ピンクゴールドは、銅の配合量を増やすことで温かみのあるピンク色に発色します。可愛らしい印象を与えるため、特に女性からの人気が高い素材です。柔らかく優しい色合いは、肌を明るく見せる効果も期待できます。

一方、ホワイトゴールドは、純金にパラジウムや銀などを混ぜることで、プラチナのような白く美しい輝きを放ちます。ただし、このように、ゴールド素材は多様な色味と特性を持ち合わせているため、お二人の個性やライフスタイルに合わせた最適な選択ができるでしょう。

チタン | 軽くて丈夫な素材

チタンは、その優れた特性から結婚指輪の素材としても注目を集めています。まず、特筆すべきはその軽さです。プラチナと比較すると約4分の1という非常に軽量な素材であり、指輪を着け慣れていない方でも、ストレスなく日常生活を送れるでしょう。

これにより、指輪を常に身につけていたい方や、重いアクセサリーが苦手な方にとって、大きな魅力となります。 さらに、チタンの大きなメリットとして、金属アレルギーを起こしにくいという点が挙げられます。医療分野では人工骨やインプラント、ペースメーカーなど、体内に直接埋め込む医療機器にも使用されているほど生体適合性が高い素材です。

そのため、肌が敏感な方や金属アレルギーの心配がある方でも、安心して結婚指輪として身につけることができます。肌への優しさは、長期間にわたって愛用する結婚指輪において非常に重要な要素です。 また、チタンは非常に丈夫な素材でもあります。日常生活での傷や変形に強く、美しい輝きを長く保つことが可能です。軽量でありながら高い強度を誇るため、アクティブなライフスタイルを送る方にも適しています。

ただし、強度が非常に高いため、サイズ直しや加工が難しいという側面もありますので、購入時にはこの点も考慮に入れると良いでしょう。このように、チタンは軽さ、肌への優しさ、そして丈夫さを兼ね備えた、結婚指輪に最適な素材の一つと言えるのです。

ジルコニウム | カラーバリエーションが豊富な素材

ジルコニウムは、医療現場でも使用されているアレルギーフリーな素材として知られており、肌への優しさが大きな魅力です。純度99%のジルコニウムは、体内に埋め込む医療機器にも使われるほど生体適合性が高く、金属アレルギーの心配がある方でも安心して身につけられます。

この素材の本来の色味は、光沢のある銀色ですが、表面を加工することで鮮やかなカラーバリエーションを楽しめる点が特徴です。例えば、電圧をかけることで表面に酸化皮膜が形成され、光の干渉によって美しい発色が生まれます。

この技術により、ブルー、グリーン、パープル、ブラウンなど、多彩な色合いの指輪が実現可能です。さらに、ジルコニウムは非常に強度が高いだけでなく、変色や変質しにくいという特性も持ち合わせています。これにより、日常的に着用する結婚指輪として、その美しい発色や輝きを長期間維持することができ、特別なメンテナンスを頻繁に行う必要がありません。

個性的なデザインや、他の人とは違う結婚指輪を求めるカップルにとって、ジルコニウムは魅力的な選択肢となるでしょう。

パラジウム | 白く澄んだ発色が特徴の素材

パラジウムは、プラチナに似た白く澄んだ美しい輝きが特徴的な素材です。その色味はプラチナと非常に似ています。

パラジウムはチタンやジルコニウムと同様に、金属アレルギーを起こしにくい性質を持っているため、敏感肌の方でも安心して身につけることができるでしょう。ただし、強度が高いゆえに加工が難しいという側面もあります。

さらに、他の金属と組み合わせることで、赤銅のような色味の変化を楽しむことも可能です。近年ではパラジウム単体での需要が高まり、供給が限られることから価格が高騰する傾向も見られます。購入を検討する際は、最新の市場価格を確認することが重要です。

ステンレス | 錆びにくく傷がつきにくい素材

ステンレスは、その優れた耐久性yコストパフォーマンスから、結婚指輪の素材として注目されています。最大の魅力は、錆びにくく傷がつきにくいという特性です。

これにより、日常的に着用する結婚指輪として、美しい輝きを長く保つことができます。また、見た目はプラチナに似た白い輝きを持ちながらも、プラチナよりも手頃な価格で購入できるため、予算を抑えたい方や、指輪のデザインや宝石に費用をかけたいカップルにとって理想的な選択肢となります。 さらに、ステンレスは金属アレルギーを引き起こしにくい素材としても知られています。

医療機器にも使用されるほど生体適合性が高いため、肌が敏感な方や金属アレルギーの心配がある方でも安心して身につけられる点が大きなメリットです。加工によってはカラーリングも可能で、多様なデザインを楽しめるのも特徴です。ただし、一部では「安っぽい」と感じる人もいるため、実際に手に取ってその質感や輝きを確認することが大切です。

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タンタル | ダークな色味な魅力の素材

タンタルは、神秘的な青みがかったダークグレーの色合いが特徴的な素材です。その独特の深い色味は、他の素材では表現できない洗練された魅力を放ち、特に個性的な結婚指輪を求めるカップルから注目を集めています。

また、タンタルは非常に高い強度を持ち、日常的に身につける結婚指輪に最適な素材の一つです。金属アレルギーを起こしにくい特性も持ち合わせており、医療分野でも使用されるほど人体との親和性が高いため、肌が敏感な方も安心して着用できます。

ずっしりとした重みが特徴で、素材の存在感や重厚感を指先に感じたい方には特におすすめです。落ち着いた色味と質感はカジュアルな装いにも自然に溶け込み、ファッションを選ばないため、女性だけでなく男性からも高い支持を得ています。

しかし、タンタルは希少性が高く、取り扱っている店舗が少ないというデメリットがあります。そのため、一般的なプラチナやゴールドと比較すると、価格が高額になる傾向がある点には注意が必要です。タンタルを希望する場合は、取り扱いのある専門のショップで相談してみるのが良いでしょう。

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結婚指輪のおすすめ素材を徹底比較

上記で紹介した結婚指輪のおすすめ素材に関して、

• 強度
• 色
• メリット・デメリット

の観点から比較しましたので、素材選びの際の参考にしてください。

強度（丈夫さ・錆びにくさ）

結婚指輪に用いられる素材の強度比較は以下のとおりです。

materias primas	強度
platino	〇
oro	〇
titanio (Ti)	◎
ジルコニウム	◎
パラジウム	◎
acero inoxidable	〇
タンタル	◎

希少金属であるプラチナやゴールドは、純度が高いほど強度がやや低くなります。そのため、結婚指輪に加工する際には一部別の金属を混ぜ、強度を上げるのが一般的です。

一方、チタンやジルコニウムなどは非常に高い強度を誇ります。金属アレルギーや錆による変色の心配が少ない、という点からみても「丈夫な素材」といえるでしょう。

ただし、ジルコニウムに関しては、傷や摩擦による劣化に注意が必要です。

色

結婚指輪のおすすめ素材を色味の観点から比較すると、以下のような結果になります。

materias primas	色
platino	白く輝く、唯一無二の美しさ
oro	カラーバリエーションが豊富 （イエロー・ホワイト・ピンクなど）
titanio (Ti)	銀色
ジルコニウム	カラーバリエーションが豊富
パラジウム	白や銀色
acero inoxidable	銀色（カラーリング可）
タンタル	黒

ひと言で「結婚指輪」といっても、素材によって幅広いカラーバリエーションを楽しめます。

最も人気が高いのはプラチナ。白く輝く独特の美しさがあり、花嫁にぴったりな色味です。

一方、ゴールド素材はイエローやホワイト、ピンクなど好みの色味を選べるという魅力があります。

「コンビ素材」で2つの素材を組み合わせ、よりカラフルなデザインに仕上げるカップルも多いです。

メリット・デメリット

結婚指輪のおすすめ素材の、メリット・デメリットを比較します。

materias primas	Ventajas.	demérito
platino	・明るい白さ ・宝石との相性がよく美しい	・希少性が高く高価
oro	・肌なじみがよい ・カラーバリエーションを楽しめる	・純度によっては変色に注意が必要
titanio (Ti)	・軽くて丈夫 ・金属アレルギーの心配が少ない	・強度が高いため加工しづらい
ジルコニウム	・発色がよくカラーバリエーションが豊富 ・金属アレルギーの心配が少ない	・傷や摩擦による劣化に注意
パラジウム	・プラチナに似た色味 ・肌に優しい	・強度が高く加工がしづらい
acero inoxidable	・錆びにくく傷がつきにくい ・価格が安い	・人によっては安っぽく感じる
タンタル	・ダークな色味 ・重厚感と存在感がある	・取扱店が少ない

結婚指輪の素材に悩んだら、美しい白さ・肌なじみがよいという魅力があるプラチナ・ゴールドがおすすめです。加工しやすくデザインの幅が広いため、カップルにとって理想的な結婚指輪を実現できます。

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結婚指輪の素材を選ぶときのポイント

結婚指輪の素材を選ぶときのポイントを紹介します。色味・機能性・金属アレルギーの有無・ペア感を考慮して選ぶと、「失敗したかも」という後悔を防げます。

色味で選ぶ

結婚指輪の素材は、色味で選ぶのがおすすめです。素材ごとに異なる色味があるため、カップルの好みに合うものを選びましょう。

• プラチナ：明るい白が魅力
• ゴールド：肌なじみがよくカラーバリエーションも豊富
• ジルコニウム：カラーバリエーションが豊富で発色がよい
• タンタル：クールな黒が特徴

ゴールドは、純金に色味を混ぜることでさまざまなカラーバリエーションを楽しめます。中でも、ピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールドなどが人気です。

また、結婚指輪の素材は「手の色味」に馴染むものを選ぶのもポイントです。青み系の手はプラチナ、黄色み系の肌にはゴールドが馴染みます。

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機能性で選ぶ

結婚指輪を選ぶ際は、その素材が持つ機能性に着目することも非常に重要です。特に日常生活で指輪をつけっぱなしにしたいと考える方にとって、素材の耐久性は大きなポイントになります。例えば、純度が高いゴールド（純金）は金属の中でも比較的強度が低いため、スポーツや力仕事など指輪に負担がかかりやすい場面では、変形や傷を防ぐために外しておく方が安心です。

一方、プラチナは、パラジウムなどの割金を加えることで強度を高めたPt900やPt950が主流であり、日常使いに適した耐久性を持っています。また、チタンやジルコニウムは、プラチナ以上に優れた強度を誇ります。チタンは軽量でありながら非常に丈夫で、金属アレルギーを起こしにくいという特性も持ち合わせています。

ジルコニウムも同様に強度が高く、変色や変質に強い特性があり、さらに豊富なカラーバリエーションを楽しめるため、デザイン性と機能性を両立させたい方に人気です。これらの素材は日常的に身につけていても傷がつきにくく、輝きが失われにくい傾向にあるため、忙しい毎日を送る方や、常に結婚指輪を身につけていたいと願うカップルにとって理想的な選択肢となるでしょう。

金属アレルギーの有無で選ぶ

結婚指輪を選ぶ際、金属アレルギーを心配される方は非常に多くいらっしゃいます。特にプラチナやゴールドといった定番素材は、純度や配合されている金属の種類によっては金属アレルギーを引き起こす可能性があるため、慎重な検討が必要です。

しかし、近年では金属アレルギーを気にせず着用できる素材が増えており、選択肢が広がっています。 例えば、チタンやジルコニウムは医療現場でも使用されるほど生体適合性が高く、金属アレルギーのリスクが極めて低い素材として知られています。

チタンはプラチナの約4分の1という軽さが特徴で、指輪を着け慣れていない方でも違和感なく身につけられるでしょう。また、ジルコニウムは本来の銀色に加え、特殊な加工によって鮮やかなカラーバリエーションが楽しめるため、個性を表現したい方にもおすすめです。これらの素材は強度も高く、日常使いで傷がつきにくいというメリットもあります。 もしも金属アレルギーの心配がある場合は、これらの素材を検討することで、安心して長く愛用できる結婚指輪を見つけることができるでしょう。

ペア感で選ぶ

結婚指輪の素材は、ペア感で選ぶのもおすすめです。同じ素材・色味を選べば、2人を繋ぐ特別な結婚指輪に仕上がります。

一方、素材はカップルで別々でもよいです。異なる素材でも、デザインやコンセプトを合わせることでペア感を演出できます。

女性はピンクゴールド、男性はシルバーという組み合わせでも、デザインが同じであればペア感のある結婚指輪になります。

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結婚指輪のおすすめ素材で理想的な結婚指輪をつくろう

結婚指輪の素材は多数ありますが、色味の美しさやデザインの豊富さを重視するならプラチナやゴールドがおすすめです。とくに、プラチナは年齢を重ねても手に馴染みます。

icci 代官山では、プラチナ・イエローゴールド・シャンパンゴールドの素材をご用意しています。好みの素材を選び、カップルにとっての理想的な結婚指輪をつくりましょう。

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