プロポーズと婚約の違い、知っていますか？一言でいうと、プロポーズは結婚の申し出、婚約は結婚の約束となります。パートナーがプロポーズに了承すれば、夫婦になるための第一歩を踏み出せます。

そこで当記事では、プロポーズと婚約の違いについて解説します。結婚に向けての準備ガイドとして、プロポーズ・婚約をスムーズに進めましょう。

プロポーズと婚約の違いについて

プロポーズと婚約の違いについて紹介します。以下を読めば、具体的に「なにがプロポーズなのか」「どこからが婚約なのか」を理解できます。

プロポーズ | 結婚の申し出

プロポーズとは、簡単にいうと結婚の申し出です。多くのカップルがプロポーズを経験しており、主に男性側から「結婚してください」などの言葉で結婚の意思をパートナーに伝えます。

プロポーズをしただけでは、あくまでも口約束です。法的に夫婦として認められるためには、婚約を経て結婚の手続きが必要となります。

婚約 | 結婚の約束

プロポーズなどをきっかけに、結婚の約束が成立したら「婚約」となります。つまり、プロポーズを相手が了承した瞬間から入籍するまでが「婚約期間」です。

正式なプロポーズなしで婚約するカップルもいますが、万が一婚約破棄となり慰謝料などを請求する場合は「婚約の成立」を証拠にもとづいて立証する必要があります。

婚約の証明は、プロポーズ後の両親への挨拶、同居や妊娠などさまざまな客観的事実から判断されます。

【プロポーズの流れ】必要な準備・当日のセリフ・彼女に喜んでもらう4つのポイント

プロポーズ後の流れ

プロポーズ後の流れを理解しておけば、結婚までをスムーズに進められます。プロポーズをしたら終わりではなく、両親への挨拶や結婚式の段取りなども考えておきましょう。

1：両親への結婚挨拶

プロポーズを終え無事婚約が成立したら、お互いの両親へ結婚の挨拶に行きましょう。結婚挨拶の時期は、一般的にプロポーズ後1ヶ月前後と言われています（あくまでも目安）。

結婚の挨拶に行くときは、女性宅から男性宅の順番で行くのが基本です。女性側の両親から結婚の許可が出たら、男性側の両親へ挨拶に行きます。服装に気を遣い、手土産を忘れないようにしましょう。

2：結納もしくは顔合わせを兼ねた食事会

お互いの両親へ結婚挨拶を済ませたら、次は結納もしくは両家の顔合わせを兼ねた食事会を行います。結納とは、両家で金品を交わす婚約の儀式です。最近では結納を行わず、食事だけの場合も多いです（略式結納）。

食事会の場所や日時は、両親が住んでいる地域や両親の年齢などに合わせて慎重に選びます。料亭やレストラン、ホテルなどの格式のある会場で行うのが一般的です。

3：婚約指輪・結婚指輪の購入

結納や食事会を終えたら、婚約指輪・結婚指輪を購入しましょう。婚約指輪はプロポーズ時にサプライズするのもよいですが、プロポーズ後に購入する場合は2人で一緒に見に行くのがおすすめです。

婚約指輪や結婚指輪を購入するときは、大きく既製品と手作りがあります。ブランド思考がある人は既製品を選ぶのもよいですが、こだわりのデザインを実現したい人は手作りがおすすめです。「手作り体験」自体が、2人にとって特別な思い出にもなります。

4：結婚式

プロポーズのあとは、多くのカップルが結婚式に向けた準備を始めます。結婚式は半年ほど前から準備する必要があります。

【一般的な結婚式の準備の流れ】

1. 結婚式場を選ぶ
2. 結婚式の参列者をリストアップする
3. ドレスや食事、引き出物などを決める
4. 参列者に招待状を送る
5. 当日を迎える

大安や大型連休などの希望日がある場合は、1年ほど前から予約しておくのがおすすめです。また結婚式を挙げない場合は、披露宴や食事会などをするのか？なども話し合いましょう。

5：婚姻届提出

プロポーズ後は、婚姻届の日にちも決めましょう。誕生日や記念日などに合わせるのもよいですが、入籍日という特別な日をつくるのもよいです。縁起のよい日に入籍するのもおすすめです。

入籍するためには、婚姻届に証人の署名も必要なため忘れないようにしましょう。また、自治体によっては戸籍謄本などの添付書類が必要なケースもあります。入籍日に慌てないよう、事前に準備しておくことも大切です。

プロポーズにおける婚約指輪と結婚指輪の違い

プロポーズにおける、婚約指輪と結婚指輪の違いを比較してみました。

※メレダイヤ：0.01カラット前後の小粒のダイヤモンド

婚約指輪と結婚指輪の主な違いは、目的と価格帯、デザインです。名前の通り、婚約指輪は婚約の証、結婚指輪は結婚の証として用意します。

一般的に、婚約指輪の相場は1本35万円と結婚指輪の約3倍。婚約指輪はプラチナ素材とダイヤモンドの組み合わせが人気なため、やや高額な価格帯です。

ただし、価格は指輪のデザインによって異なります。結婚指輪で人気の宝石はメレダイヤですが、複数を散りばめたり、比較的大きな石を使用すれば、価格は高額になります。

とはいえ、婚約指輪や結婚指輪に正式な決まりはありません。2人が愛せる指輪であれば、それで十分です。

婚約指輪と結婚指輪は両方必要？相場や兼用できるかも紹介

婚約中に気をつけること

婚約中は、男性・女性ともに気をつけることがあります。

• 浮気をしない
• 結婚生活について話し合っておく
• 両親との時間を過ごす など

婚約中に気をつけるべきは、まず浮気をしないことです。カップルが婚約破棄をする最も多い原因は浮気です。独身最後にほかの女性と遊んでしまう、というケースは少なくありません。もちろん女性も同じです。

また入籍前に、結婚生活について話し合っておくことも大切です。仕事はどうするのか、どこに新居をかまえるのか、生活費や子供についてなど、夫婦として過ごすうえで決めておくべきことを話し合っておくとよいでしょう。

また、結婚前に両親との時間を過ごすことも忘れずに。結婚すると、両親と過ごす時間は減ってしまいます。長時間、気軽に過ごせる親子の時間も大切にしてみてください。

プロポーズと婚約を通して2人の新生活をはじめよう

プロポーズと婚約には「結婚の申し出」「婚約成立の証」という違いがあります。「結婚してください」「はい」のやり取りを終えると、婚約が成立します。

婚約期間中にはやるべきことが多数ありますが、2人でひとつずつ進めていきましょう。またプロポーズ・婚約時には婚約・結婚指輪を用意するのがおすすめです。

icci代官山では、手作りによるこだわりの詰まった婚約・婚約指輪を実現できます。「プロポーズのときにプレゼントを渡したいけど、指輪の好みやサイズがわからない」という人には、サプライズダイヤモンドをご用意。サプライズダイヤモンドは、婚約成立後に指輪にセッティングできます。

プロポーズに最適なタイミングはいつ？女性が喜ぶ理想的なシチュエーション