結婚指輪と婚約指輪の重ね付けが合わない!?3つの予防策を解説
少し前までは、婚約指輪は特別なシーンでしか着用することがありませんでした。
しかし、最近では日常的にファッションに取り入れることが多くなっており、結婚指輪との重ね付けも楽しみのひとつです。
ところが、重ね付けが合わないといった問題が起こることもあります。
そこで今回は、結婚指輪と婚約指輪の重ね付けが合わないといった問題を事前に防ぐための対策をまとめました。
重ね付けの意味やメリット・デメリットも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
婚約指輪を重ね付けする意味とは?いつするのがおすすめ?
婚約指輪は左手の薬指に着用するのが一般的なので、必然的に結婚指輪と重ね付けになりますよね。
この結婚指輪との重ね付けには、実は意味があるのをご存じでしょうか。
ここではその意味を詳しく解説します。重ね付けにおすすめのシーンもまとめましたので、順番に見ていきましょう。
婚約指輪を重ね付けする意味
重ね付けをする場合は、先に結婚指輪をはめてその上から婚約指輪をはめます。
結婚指輪を左手の薬指にはめるのは、古代エジプトの「左手薬指の血管は心臓に直結している」という言い伝えに由来しています。
お互いの心臓につながっている指にはめたリングには「2人の愛の誓いをより固いものにする」といった意味があり、その上に婚約指輪をはめることで「永遠の愛をロックする」という意味になるのです。
順番を守らなければならないわけではありませんが、結婚指輪よりも大きな装飾が付いていることが多い婚約指輪を上にすることで、双方がより美しく見える効果があります。
重ね付けにおすすめのシーン
そんな婚約指輪と結婚指輪の重ね付けにおすすめのシーンは、結婚式やパーティー、子供の入学・卒業式などです。
大きな宝石が付いていることが多い婚約指輪は、フォーマルな装いによくマッチするため華やかな場所での着用が一般的とされているのです。
とはいえ、とくに制限はないため最近ではパートナーとのデートや女子会などのカジュアルな集まりにつけたり、その日の気分によってつけたりすることも増えています。
せっかくの婚約指輪を箪笥の肥やしにしたくないと考える人が多くなっているため、日常生活に溶け込むデザインの婚約指輪も増えているので普段から重ね付けできる場合もあるでしょう。
婚約指輪を重ね付けすることのメリット
婚約指輪の重ね付けには、とてもロマンチックな意味があることが分りました。
パートナーとの愛を再確認できるということもあり、結婚生活がより楽しいものになりそうですね。では、ここからはそんな重ね付けの2つのメリットを見てみましょう。
まずは、手元の華やかさが増す点です。
結婚指輪は、宝石が付いていても大きな存在感があるものはあまりありません。しかし、宝石が付いている婚約指輪を重ね付けすることで、一気に手の印象が華やかになります。
とくに、同じブランドのものやもともとセットリングになっているものだと統一感が増し、バランスの調和がとれるため美しさが際立つでしょう。
また、2つ目のメリットは婚約指輪をファッションアイテムとして取り入れやすくなることです。
大きな宝石が付いていることが多い婚約指輪は、単体だと浮いてしまうことがあります。
その点、重ね付けなら婚約指輪のゴージャスさを結婚指輪がマイルドにしてくれるので普段の服装でも違和感なく着用することが可能になるのです。
婚約指輪を重ね付けすることのデメリット
婚約指輪の重ね付けはメリットも大きいのですが、2つのデメリットもあります。
まずは、リング同士がぶつかってしまい傷や摩耗の原因になる点です。リングの素材やデザインは非常に多くの種類があり、それぞれ凹凸や硬度に違いがあります。
なかでも、とくに注意しなければならないのが硬度です。硬度の違う2つの素材がぶつかると、硬い素材でできているリングが柔らかい素材のリングを傷つけてしまう可能性があります。
また、婚約指輪と結婚指輪の相性が良くない場合もあります。リングのデザインはストレート、S字、V字などがありますが、組み合わせや宝石の大きさによっては形だけでなく雰囲気もマッチしない可能性もあるでしょう。
これは、購入するタイミングが別になった場合や試着をせずに購入した場合に起こりやすい問題です。
購入の際には、先に購入した婚約指輪を持参して実際に重ね付けをしてみることをおすすめします。ショップのスタッフへの相談も忘れないようにしてください。
結婚指輪と婚約指輪の重ね付けが合わない!予防策を3つ紹介
「重ね付けに憧れてたけど、傷が心配だからやめておこうかな…」
もしもそのように考えているなら、心配しなくても大丈夫です。
重ね付けを想定している人は、購入前にしっかりと対策をすることで、傷や摩耗、婚約指輪と結婚指輪の雰囲気が合わないといったデメリットを防げます。
ここでは、具体的な予防策を3つ見ていきましょう。
予防法①カーブの仕様や色の相性を考えて選ぶ
婚約指輪と結婚指輪のカーブが合わないと隙間ができてしまうので、重ね付けをしても合わない可能性があります。
ただし、デザインによってはあえて隙間ができていた方がオシャレと感じる場合もあるので、実際に付けてみて判断するとよいでしょう。
これは、リングや宝石の色に関しても同様です。重ね付けをするからといって、婚約指輪と結婚指輪が同じ色、同じ宝石でなければいけないというわけではありません。
プラチナとイエローゴールドの組み合わせや、色合いのはっきりした宝石と通常のダイヤモンドをあしらったリングを組み合わせる人もいます。
むしろ、色違いのリングをすることでカジュアルな印象になることもあるので普段使いにおすすめです。ただし、実際に重ねてみないと相性は分からないため、購入の際は必ず試着することをおすすめします。
予防法②同じブランドで選ぶ
同じブランドで選べば、婚約指輪と結婚指輪が合わないといった可能性が低くなります。
そもそも、重ね付けすることを前提としたセットリングがあるので失敗しにくいのです。セットリングでなくても、同じブランドのものであれば素材やカーブの雰囲気が似たものが必ず用意されています。
リングの形状が違うものでも、驚くほどマッチする場合があるので同じブランドで選ぶと失敗しにくいのでおすすめです。
また、同じブランドの指輪を多く目にしてきたスタッフとも相談しながら選べるので、素材や色合い、マッチするデザインの提案もしてくれるでしょう。大切な指輪選びの力強い味方になってくれるはずです。
予防策③石の大きなデザイン同士は避ける
婚約指輪と結婚指輪の双方に大きな石が付いていると派手すぎるため、印象が悪くなる可能性があります。
とくに指の細い人が派手な装飾の指輪を重ね付けすると、指輪のイメージが極端に強くなってしまい似合わないと思われてしまうかもしれません。
また、お互いが主張しすぎているのでまとまりが無くなってしまうでしょう。
さらに、石同士がぶつかってしまうので宝石が外れてしまったり指輪の劣化を早めたり、指に痛みが出てしまう恐れもあります。
この問題を回避するために、婚約指輪を大きなダイヤモンドのあるデザインにしたのであれば、結婚指輪はメレダイヤのみにしたり宝石自体をなくしたデザインにしたりすると重ね付けしやすくなるでしょう。
icci代官山で重ね付けにぴったりの婚約指輪を作りませんか?
少し前まで、重ね付けはフォーマルなシーンでするものといった印象がありましたが、最近ではもっと気軽に楽しむ人が増えてきました。
せっかく贈られたものなのだから、はめないのはもったいないですよね。
icci代官山では婚約指輪と結婚指輪の双方を手作りできるので、自分らしさを演出しながら重ね付けにもぴったりの指輪が作れます。
指輪作りが初めてで心配という人でも、熟練の職人がサポートするので安心して制作できます。
他店の婚約指輪との相性もご相談いただけますので、ぜひ足を運んでみてください。
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