
結婚指輪の素材のおすすめを紹介!選ぶときのポイントも解説
「結婚指輪の素材」と聞くと、プラチナやゴールドをイメージする方が多いでしょう。しかし、結婚指輪の素材は2種類だけでなく、金属アレルギーの心配が少ないチタン、色味が美しいジルコニウムなどさまざまです。
そこで当記事では、結婚指輪のおすすめ素材を7つ紹介します。素材選びのポイントも解説するので、参考にしてみてください。
結婚指輪の人気素材について
結婚指輪の素材は、プラチナやピンクゴールドなどが人気です。以下は、ゼクシィが実施した結婚指輪についてのアンケート「選んだ素材」の結果です(2019年版)。
- プラチナ:78.8%
- ゴールド:11.4%
- コンビ:6.7%
- その他:3.1%
参考:ゼクシィ
コンビとは、2つの素材を組み合わせたものです。「プラチナ×ゴールド」が人気ですが、カラフルな素材を合わせても美しい結婚指輪に仕上がります。
一方、上記「その他」にはさまざまな素材が含まれます。それぞれに異なる色味や特徴があるため、目的・好みに合わせて選びましょう。
結婚指輪のおすすめ素材
結婚指輪のおすすめ素材を7つ紹介します。カラーバリエーションが豊富、金属アレルギーの心配が少ないなど、魅力ある素材を選んでみてください。
プラチナ | 不動の人気素材
プラチナはとても明るい白さが特徴で、不動の人気を誇る素材です。純プラチナは強度がやや弱いため、結婚指輪に用いられるプラチナは白い金属(パラジウムなど)を数%混ぜたものがよく用いられます。
希少性が高いため他の素材と比べて高価ですが、美しく輝く白さが花嫁によく似合います。強度が高いだけでなく、変色や変形がしにくい点もプラチナの魅力の1つです。
ゴールド | 欧米では定番の素材
欧米では、プラチナよりもゴールドが定番の素材として知られています。一般的に、結婚指輪には強度の高い「K18」が用いられます。
ゴールドは変色や変質がしにくい素材のため、日常使いしたい方でも安心です。純金に他の金属を配合することで、カラーバリエーションを楽しめるという特徴もあります。
【ゴールドの中で人気の高い色味】
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- ホワイトゴールド
チタン | 軽くて丈夫な素材
チタンは、軽くて丈夫な点が魅力の素材です。重量はプラチナの約4分の1と言われており、指輪を着け慣れていない方でも違和感を感じにくいです。
また、チタンには金属アレルギーを起こしにくいというメリットもあります。医療機器として体内に入れても問題ない素材のため、肌に優しく、長時間身につけていても安心です。
ジルコニウム | カラーバリエーションが豊富な素材
ジルコニウムは、医療現場でも使用されるアレルギーフリーな素材です。ジルコニウムの本来の色味は「光沢のある銀色」ですが、加工によって豊富なカラーバリエーションを楽しめます。
強度が高いだけでなく、変色・変質しにくいという点も特徴です。色持ちもよいので、結婚指輪の発色や輝きを維持できます。
パラジウム | 白く澄んだ発色が特徴の素材
パラジウムは、白く澄んだ発色が特徴の素材です。色味はプラチナに似ていますが、ショップによっては手頃な価格で購入できます。
パラジウムもチタンやジルコニウムと同様、金属アレルギーの心配が少ない金属素材です。他の金属を配合したり、あえて色味の変化(赤銅)を楽しんだりもできます。
ステンレス | 錆びにくく傷がつきにくい素材
ステンレスは、錆びにくく傷がつきにくいという特徴をもつ人工素材です。見た目はプラチナに似ていますが、「安っぽい」と感じるカップルも一部存在します。
ステンレスは価格が安く、費用を抑えたい・宝石にお金をかけたいという方におすすめです。金属アレルギーの心配も少ないため、安心して身につけられる点も魅力です。
タンタル | ダークな色味な魅力の素材
タンタルは、青みがかったダークグレーの色味が魅力の素材です。強度が非常に強く、毎日身につける結婚指輪に最適な素材の1つと言えます。
ずっしりと重みがあるため、素材の存在感や重厚感を感じたい方におすすめです。カジュアルなシーンにも馴染むため、女性だけでなく男性にも注目されています。
ただし、タンタルには取扱店が少ない・希少性があるため高額になりがちといったデメリットもあります。
結婚指輪のおすすめ素材のメリット・デメリットを比較
結婚指輪のおすすめ素材の、メリット・デメリットを比較します。
素材 | メリット | デメリット |
プラチナ | ・明るい白さ
・宝石との相性がよく美しい |
・希少性が高く高価 |
ゴールド | ・肌なじみがよい
・カラーバリエーションを楽しめる |
・純度によっては変色に注意が必要 |
チタン | ・軽くて丈夫
・金属アレルギーの心配が少ない |
・強度が高いため加工しづらい |
ジルコニウム | ・発色がよくカラーバリエーションが豊富
・金属アレルギーの心配が少ない |
・傷や摩擦による劣化に注意 |
パラジウム | ・プラチナに似た色味
・肌に優しい |
・強度が高く加工がしづらい |
ステンレス | ・錆びにくく傷がつきにくい
・価格が安い |
・人によっては安っぽく感じる |
タンタル | ・ダークな色味
・重厚感と存在感がある |
・取扱店が少ない |
結婚指輪の素材に悩んだら、美しい白さ・肌なじみがよいという魅力があるプラチナ・ゴールドがおすすめです。加工しやすくデザインの幅が広いため、カップルにとって理想的な結婚指輪を実現できます。
結婚指輪の素材を選ぶときのポイント
結婚指輪の素材を選ぶときのポイントを紹介します。色味・機能性・金属アレルギーの有無・ペア感を考慮して選ぶと、「失敗したかも」という後悔を防げます。
色味で選ぶ
結婚指輪の素材は、色味で選ぶのがおすすめです。素材ごとに異なる色味があるため、カップルの好みに合うものを選びましょう。
- プラチナ:明るい白が魅力
- ゴールド:肌なじみがよくカラーバリエーションも豊富
- ジルコニウム:カラーバリエーションが豊富で発色がよい
- タンタル:クールな黒が特徴
ゴールドは、純金に色味を混ぜることでさまざまなカラーバリエーションを楽しめます。中でも、ピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールドなどが人気です。
また、結婚指輪の素材は「手の色味」に馴染むものを選ぶのもポイントです。青み系の手はプラチナ、黄色み系の肌にはゴールドが馴染みます。
機能性で選ぶ
結婚指輪の素材を選ぶときは、機能性に注目するのもポイントです。ゴールド(純金)は金属の中で強度がやや弱いため、スポーツや力仕事などのシーンではできる限り外しておく必要があります。
一方、強度が強い素材はプラチナ・チタン・ジルコニウムなどです。つけっぱなしでも問題ないため、日常使いでも安心です。
金属アレルギーの有無で選ぶ
結婚指輪を購入するとき、金属アレルギーを心配する方は少なくありません。プラチナやゴールドなどの定番素材は金属アレルギーの心配がややあるため、躊躇してしまう方もいます。
そこで、結婚指輪の素材を金属アレルギーの有無で選ぶなら、チタンやジルコニウムがおすすめです。医療現場でも使われる素材のため、金属アレルギーの心配が少なく、安心して身につけられます。
ペア感で選ぶ
結婚指輪の素材は、ペア感で選ぶのもおすすめです。同じ素材・色味を選べば、2人を繋ぐ特別な結婚指輪に仕上がります。
一方、素材はカップルで別々でもよいです。異なる素材でも、デザインやコンセプトを合わせることでペア感を演出できます。
女性はピンクゴールド、男性はシルバーという組み合わせでも、デザインが同じであればペア感のある結婚指輪になります。
結婚指輪のおすすめ素材で理想的な結婚指輪をつくろう
結婚指輪の素材は多数ありますが、色味の美しさやデザインの豊富さを重視するならプラチナやゴールドがおすすめです。とくに、プラチナは年齢を重ねても手に馴染みます。
icci代官山では、プラチナ・イエローゴールド・シャンパンゴールドの素材をご用意しています。好みの素材を選び、カップルにとっての理想的な結婚指輪をつくりましょう。
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